奇想の系譜展
東京都美術館の奇想の系譜展に行ってきました。
今回の展覧会には、私の好きな若冲や鈴木基一の作品が展示されています🎵
私はこの二人の端正な描写やビビッドな色使いが大好き(*^^*)❤️
若冲の鯨と像がエールを交換をしているような絵、確かに奇想ではありますが、雄大でなんだか気持ちのいい付き合いをしている人達を見るような、なんとも観ていて気持ちのいい絵でした。
得意の鶏は、老いてから墨で描いたものが何枚か展示されており、鶏というよりは鶏の動きを掛け軸に押し込めたような感じ。
命を閉じ込めたようで、何でここまで鶏を描いたのか、人生をかけた鶏の描写ギャグのよう。
↑こちらは色付きの絵。素晴らしすぎる。
基一は、やっぱり屏風が物凄く良くて、バックの金に映える赤や紫の花に心奪われます。
現実よりも美しいものを見せてくれる。美しい世界が一瞬全てを忘れさせてくれる力は癒しでもあります。
あぁ、ありがとう、基一さん。
その他、長沢芦雪も良かったですね。本当に個性的。皆さんそうですが、お会いして直接人となりを感じてみたい。
↑猫好きの私の土産はこちらのポストカード。いい展覧会でした。
星4つ!
★★★★☆