インド旅行 その1 デリー観光
GWなので3時間前に空港へ。半分以上寝ながらインドに到着。なんか、写真で見たことがある...。
初のエア・インディア搭乗。インドの方には申し訳ないけど、怖いな~と思いながら乗りました。乗り心地は普通で、機内食は美味しくはない感じでした(-_-;)
アエロフロートは無事にランディングすると「ブラボー!」の掛け声があって面白かったけど、そこまでのキャラもない様子。
ガイドに明日のオプショナルツアーやタクシーでの移動を勧められながらホテルへ。ツアーなどを申し込んでいる人が多かったけど、自力で観光することにしました。
ホテルの周りは倒れそうなビルばかりでビックリしたが、中は意外と綺麗。スタッフも感じがいい。外は怖いので、機内食の残りのパンと持ってきたワカメスープで夕食に。
朝起きると、ホテルの窓の外に小学校のようなものが見えました。インドの小学校は保護者が送迎することになっているのかもしれません。
ご飯を食べて、いざ、デリー観光へ(^-^)
フロントのお兄さんに駅までの道を聞いたら、ずいぶん親切に教えてくれて、しかもなんだか私たちを心配している様子。何度も丁寧に教えてくれました。駅までの道のりで怪しい人に何人もあったので、騙す人の多いことを知っていて心配してくれていたのかもしれません。夕方、普通に帰ってきた私たちを見て何となく嬉しそうにしていました。(ありがとう、お兄さん!)
駅までの道のり。ホテルから10分くらいだったような。大国の首都の駅周辺とは思えない景色が広がります。駅の近くは、方角を聞くと嘘を言う人が3人程いました。他の方も書いていますが、デリー駅の近くは危険だらけ。なるべく早く通り抜けましょう。
地下鉄を利用して、クドウミナール遺跡へ。地下鉄は外の景色とは全く違う近代的な作りで快適でした。怖い感じも全くなく、いたって普通。ガイドに勧められたタクシーの利用などの10分の1以下の値段で移動できました。まあ、クーラー付きで観光地に横付けしてくれるのでしょうが。
地下鉄デリー駅構内
クドウミナール駅
周辺の緑と遺跡の組み合わせが大変美しかったです。私のインドのイメージには全くなかった景色。リスがいたり、花が咲いたりしていて天国のよう。建物のレリーフが美しく、どこか可愛らしい。一日いてぼーっと過ごしたいような場所でした。
クドウミナール遺跡
リスは暑さ対策なのか、時々地面にお腹をつけるような低姿勢になります。日本よりもやせ形。かわいい!
レリーフが綺麗。
次は、また地下鉄に乗って、フマユーン廟へ。
入り口で犬が寝ていました。いろんな場所で犬が寝ていますが、狂暴そうな犬には出会いませんでした。ミナ、踏まれそうな場所でも爆睡。寄ってきて愛想を振り撒くこともないです。
フマユーン廟。☆の飾りが可愛らしい。イスラム建築の最高峰の1つらしいです。均整のとれた色と形が美しい!
遺跡と緑は相性がいいですね(^-^)また、インドの方のサリーがよく似合う。
続きをまた書きます(*^^*)
インド旅行記 旅費・便利だったもの
これからインドにとしてる方に少しでもお役に立てればと思い書いていますので、旅の前に自分が欲しかった情報を書いていきます(^-^)✨
★旅の費用について★
8日間で合計25万円くらいでした。
◎8日間のツアー代(フリープラン)22万くらい
成田→ デリー(飛行機)バラナシ(寝台列車)アグラ(車)ジャイプール(車)デリー→成田
◆ホテル代金(5つ星満点の2つ星くらい)、都市間の移動費用(飛行機、寝台列車、運転手付き車で移動)を含む。各都市でガイドが待っていてくれてホテルまでは案内してくれました。
◎滞在費3万くらい
◆滞在中の食事代、観光地入場料、お土産(1万円弱くらい)等
若い頃は、1ヶ月ヨーロッパにいて30万くらいしか使わなかったことがある私にとっては高いように思いましたが、歳を重ねた今、バックパッカーをやる元気もなく・・・。若い方は、時期なども工夫して安く行ってくださいね(^-^)
1泊目のホテル
寝台列車内 (2等)
ベジタリアン レストラン
★治安について★
30代女性2人の旅でしたが、身の危険を感じ入るようなことはありませんでした。
ただ、デリーの駅周辺は旅行者を騙そうとする人が多いようですので、注意が必要です。私たちもにこやかに近づいてきて嘘を教えてくる人に会いました。嘘を言う人たちは皆、同じ方向を教えたので、迷い混んだら危険だったかもしれません。道は忙しそうに働いている人に聞くのがいいと思います。騙そうとする人は大体暇そうにしながら騙す人を探しています(--;)
◎危険を感じた場所
デリー駅周辺、観光地の近く(門が閉まっている、今日はクローズだと嘘をついて自分の車に乗せる)
★衛生面について★
汚いのはあまり得意ではない私ですが、思ったより気になることはありませんでした。ただ、寝台列車のトイレは汚いです。。。
お腹を壊すことを心配している方も多いかと思いますが、こちらは注意が必要かと思います(-_-;)水は常にミネラルウォーターを買いました。
同じ行程を回っていた4人中、3人が下痢をし、うち2人は嘔吐もしていました。私は無事だったのですが...。カンボジアで派手にやらかしたことがあったので、お腹が強くなってるのかもしれません。体調をくずした3人も観光を続けられる程度ではありましたが、友人は夜中に2回嘔吐していました。みな違う場所で食事をしているので、お腹を壊す原因菌がいろんな所にインドにはいるのかも知れません。あちらの菌にはあちらの薬が効くようですね。同行者にお医者さんがいたのですが、薬局でインドのクスリを買って飲んでいました。
★便利だった物★
・日傘
あっても焼けます!日本とは日差しが違う!私が行った5月のインドは地球上でもっとも暑いらしく、(知らずに行きました...。)SPF50の日焼け止めを一日に何度も塗り直して日傘をさしても地黒で焼けやすい私はダメでした。髪も痛みます。友人は髪が痛んで、帰国後バッサリ切ってました。
・SIMフリー携帯または、タブレット端末(Uber、翻訳アプリをダウンロード)
私はインドのSIMを買って行きました。通話可能だとなお可。(どうやら通話可能のSIMでないとUberが使えないようです。)この有無は大きいです。また、Googleの地図機能が大変便利、というか、ないとかなりトラブルに巻き込まれる可能性が上がります。タクシーの運転手が道を知らないのに走り続けたりしても気づけます。翻訳アプリも役立ちました。タージ・マハルで明るいネパール人観光客のおばちゃん達と話したりして楽しかったです(*^^*)
インド旅行記
令和元年の初日、ガンジス川のボートの上からご来光を見ました。偶然この日にガンジス川のボートに乗ったのですが、令和元年の初日にガンジス川の上からご来光を見れるというのは、とても感慨深いものでした。
令和最初の日。ガンジス川のボートより撮影。
ガンジス川は、想像していたような(藤原新也さんの印度放浪のような)重苦しい世界ではありませんでした。渾然一体としてはいましたが、明るさを含んだ穏やかな景色に私には見えました。
コロナウイルスが流行し、旅行どころではなくなってしまった今、改めてインド旅行を思い出し、行けて良かったという想いを強くしています。
おっかなびっくりしながら行ったインドはとても穏やかな素敵な国で、拍子抜けしてしまうほどでした。なぜインドは怖い、汚いというイメージが強いのか本当に不思議です。
旅行にいけない夏に楽しみはなく暇なので、私の8日間のインド旅行の記録をブログにあげていこうと思います。
これからインドに行こうとしてる人のお役に立てたら嬉しいです。
アーティゾン美術館へ
ブリヂストン美術館がアーティゾン美術館として開館するということで、ワクワクしながら訪れました(*^^*)
大好きな作品達にまた会える喜びで浮足立ちつつ、館内へ。
館内はとても洗練されていておしゃれ♥️
中に入ると、会いたかった作品たちが、、
おー、久しぶり\(^o^)/
ピカソ!虚ろな目がたまりません。
最近、シスレーを観ていると泣きそうになります。
日常を肯定してくれてるよう。
ルソーもやっぱり好き。
ガレはやはり美しい。魅力が凄いです(^^)
マティスの赤も観れて嬉しい。
洛中洛外図。
素晴らしい、の一言。
金箔の上に3Dのように人々が見えます。
他にも大好きな作品が沢山🎵
本当に観れて嬉しい♥️
楽しそうな、暴動。参加したくなります。
この作品は青の綺麗さで記憶に残っていました。
配色がオシャレ!たまりません(*^^*)
岸田劉生、銀座生まれだったような、、
家の近くかな?
約5年ぶりに訪れて、自分も変化にもきっきました。そういえば、5年前は今程日本画に興味がなかったっけ、、。今は、日本画、大好きになりました♥️
所蔵品の日本人作家のものも、前とは違った目で見れるようになりました。以前は、日本人の油絵なんて、とか失礼な事を思ってました(^_^;)恥ずかしい限りです。
海の綺麗な色に引き込まれるようでした。
この花も良かった。
こうして同じ作品を見ても自分の感じ方が変わっていくというのがとても面白いなと思います。
やはり、絵を観ている時間は至福💖
年パス、あったら買うかもしれません。
奇想の系譜展
東京都美術館の奇想の系譜展に行ってきました。
今回の展覧会には、私の好きな若冲や鈴木基一の作品が展示されています🎵
私はこの二人の端正な描写やビビッドな色使いが大好き(*^^*)❤️
若冲の鯨と像がエールを交換をしているような絵、確かに奇想ではありますが、雄大でなんだか気持ちのいい付き合いをしている人達を見るような、なんとも観ていて気持ちのいい絵でした。
得意の鶏は、老いてから墨で描いたものが何枚か展示されており、鶏というよりは鶏の動きを掛け軸に押し込めたような感じ。
命を閉じ込めたようで、何でここまで鶏を描いたのか、人生をかけた鶏の描写ギャグのよう。
↑こちらは色付きの絵。素晴らしすぎる。
基一は、やっぱり屏風が物凄く良くて、バックの金に映える赤や紫の花に心奪われます。
現実よりも美しいものを見せてくれる。美しい世界が一瞬全てを忘れさせてくれる力は癒しでもあります。
あぁ、ありがとう、基一さん。
その他、長沢芦雪も良かったですね。本当に個性的。皆さんそうですが、お会いして直接人となりを感じてみたい。
↑猫好きの私の土産はこちらのポストカード。いい展覧会でした。
星4つ!
★★★★☆
八ヶ岳 スノーシュー体験
インドア派の私ですが、友人に誘われて八ヶ岳に来ています!
今日は、スノーシューなるものをしてきました。何をするのか検討もつかないまま連れていかれた先は、標高2200メートル、気温マイナス10度の世界(T-T)💧
樹氷になりかけてる木たち。
寒い!!( ̄▽ ̄;)
スノーシューというプラスチック性のカンジキみたいなものを履きながら、今ここで引き返そうか本当に迷いました。
しかし、どうにかなるのではと思い直して出発💨
やっぱり寒い~!!
けど、美しい✨
風向きに合わせて樹氷。
昼夜問わず氷点下なため、ツララもできないそう。
こんな場所を歩きます。
今年は誰も歩いてなくて真っ白(*^^*)
ウサギや鹿の足跡のみ。
標高22000メートルの凍てつく寒さ。
指先が麻痺してきます。
ガイドさんが作ってくれて、スープとパンのお昼御飯を山で。
おいしい~😀💕
ロープウェイで1000メートルまで下りました。
素晴らしい体験でしたが、またやりたいかと言えば微妙(*´・ω・`)b。
しかし、インドアかつ美味しいものにしか興味のもてない私に新鮮な刺激をくれたツアーでした(^_^;)
寒いのが得意な方は是非挑戦してみてください!
三井記念美術館 国宝 雪松図と動物アート
初めて三井記念美術館へ。
今回の展覧会は、国宝 雪松図と動物アート。
日本橋のマンダリンオリエンタルと同じ建物の中にあります。
ちなみに私はマンダリンオリエンタルの一階のカフェが大好き。
手の届くお値段でマンダリンオリエンタルの味が楽しめます。(*^^*)✨
こちらの展覧会へ。
エレベーターで7階に着くと、鹿さんが迎えてくれます。
ここからは写真が撮れないので文章のみです。
所蔵品は品があってどこか可愛らしいものが多い。説明を読んでいると深い知識がないと読み取れない作品の意味やユーモアが伝わってきて、いいラインナップでした。
根津美術館を見ていても思ったけど、お金持ちってすごいな~って感じ。文化を支えてますね。
さて、目玉の国宝、円山応挙の屏風は見事の一言。コメントのしょうがないものでした。
なんだか「ああ。」しか言えないのです。
展示を一通り観終えて、もう一度観に戻ったのですが、やはり「ああ。」と心の中で言いました。ああ。完全なる美。
他にも応挙の作品があって、動物はどれも可愛い!生き物を愛し、面白がり、尊重している、そんな感じがしました。
応挙ではないのですが、狸の絵巻物も良かったです。出家したり、やっぱり嫌になって歌を詠んで暮らしてみたりとおかしみが伝わってきて、観ている人達が可愛いと呟いていました。
日本文化ってどこか可愛いものなんですかね。
上質な脇役に囲まれて、主役の国宝屏風があって、なかなか良い展覧会でした(*^^*)🎵